共通語ジェネレータ

お昼くらいにやっていたテレビで、方言を扱っていた番組がありました。
名古屋のラジオ局に勤めている人が秋田弁で歌ったことが、方言ブームの始まりであるみたいな話をしていたと思います。


地元を離れると、いままで共通語だと思っていた方言があることに気がつきます。
たとえば、方言で「疲れた」を表現すると「こわい」になるのですが、私は最初これは共通語だと思いました。
「行きはよいよい♪帰りはこわい♪」
わらべ歌でこの歌詞を聴いたので、そういうイメージを持っているのだと思います。
共通語を話さないと通じない状況となった今では、意識して方言を避けるようにしています。「ごしゃぐ」やら「おしょうしな」等は地元では良く使いますが、西の方々(に限らず、地元以外の人)には理解できない単語だと思います。
方言のほかにも、行動から地元の人間の癖が分かることだってあります。
たとえば、電話をかけるときに自分のことを相手に伝える状況であったとします。普通の人なら
「○○です。△△さんいらっしゃいませんか」
と言うと思います。
しかし、私の地元の人々は
「○○でした〜。」
と、自分を表すときは過去形を多用するという性質があります。相手を慮っている方言だと思います。