顛末記

何の顛末記かといえば、19日の日記の顛末記です。
こういった類の話に興味のない方にとっては、面白くもない話かもしませんが
一応の決着がついたので報告したいと思います。


事の起こりは、19日のAとの出会いでした。日記には書きませんでしたが、あの話には続きがあります。
Aとしばらく狩りをしていると、これまた日本語がたどたどしいモンク(以下、Bとします)が近づいてきました。AとBは知り合いらしく、お互いのたどたどしい日本語でコミュニケーションをとっていました。脇で見ているだけの私に言わせれば、一体何語の会話であるのか分かりませんでした。
その後、AとBの発言を意訳することになんとか成功し、簡単な意思疎通を行うことが出来るようになりました。
その結果、どうやらBは壁となってレベル上げの手伝いをしてくれるようでした。
モンクに転職できたということは、Bのレベルは私やAのレベルよりも高いことになります。レベルの低い状況ではありがたい申し入れだったので、私たちはダンジョンの奥へと向かいました。
そこにいる敵は強く、常時MPが切れていました。座ることによってMPの回復を早めることが出来るのですが、Bはそんなことはお構いなしにずんずん進んで行きます。あげく、直接攻撃には向かない私に
「なぜ殴らないの?」←意訳です
と聞いてくる始末です。そして、AはAで勝手にモンスターに突進して死んでいました。目も当てられません。
結局全滅し、最後のセーブポイントに戻ったのですが、これ以上AとBに付き合いたくはなかったので、その日はそうそうにゲームを切り上げました。


そして今日、ゲームに繋いでみると、いきなりBに呼び止められました。
普通、MMOにおいては特定のキャラを呼び出すことは不可能です。相手のキャラの名前を知っているのなら話は別ですが、たかが10数分しか一緒にいなかった相手の名前を完璧に打ちこめるような人はいません。
ですが、そういった常識を覆してBは私を呼び止めました。
聞いてみると、ずっと私を呼んでいたらしいのですが、なかなか繋がらなかったということでした。
ここまで来ると、この人はもぅ危ない人を通り越して訴えられる人の域に達しました。その後もAとBのたどたどしい日本語+わけのわからない持論を聞かされてまいってしまいました。
これ以上係わり合いになることを防ぐため、私は


泣く泣くキャラを消しました


そして、志半ばで散ったそのキャラの遺志を継ぐべく新しいキャラを作りました。願わくば、このキャラに祝福を…